「通常国会での発議ありえない」憲法改正めぐり公明幹部

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「通常国会での発議ありえない」憲法改正めぐり公明幹部

与野党の憲法担当者が21日夜、BSフジ「プライムニュース」に出演し、公明党の北側憲法調査会長は、憲法改正について、今の国会で議論が始まっても、2019年の通常国会での発議は困難だとの認識を示した。

公明・北側憲法調査会長は「(臨時国会で)1回やって、(通常国会で)1回やって、2国会で憲法改正が発議できるなんてとんでもない話で、そんなことはありえない。憲法改正は、そんな簡単ではない」と述べた。

北側氏は、憲法に自衛隊を明記するなど、4項目の自民党改憲案について、「自民党と公明党の考え方は違う」と指摘したうえで、「憲法審査会という国会の場での議論が大事だ」と述べ、審議に慎重な野党側に、議論を行うべきだと呼びかけた。

また、自民党の下村憲法改正推進本部長は、あらためて憲法審査会で自民党案を説明したい意向を示したが、立憲民主党の山尾政調副会長は、「議論すること自体は反対していない」としながらも、「改憲が目的化している」と自民党を批判した。