衆院憲法審、CM規制で来月聴取=今国会初開催、討議なし

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042500133&g=pol

衆院憲法審、CM規制で来月聴取=今国会初開催、討議なし

2019年04月25日12時19分

衆院憲法審査会に臨む森英介会長(中央)ら=25日午前、国会内

 衆院憲法審査会が25日午前、今国会で初めて開催され、憲法改正の国民投票運動のテレビCM規制に関し、5月9日に日本民間放送連盟(民放連)からヒアリングを行うことを議決した。実質的な討議はなく、数分で終了した。
 自民党は国民投票の利便性を向上させる国民投票法改正案の今国会成立に向け、審査会で議論を加速したい考え。一方、改憲論議に慎重な立憲民主党など主要野党は、CM規制について時間をかけて議論する構えだ。

萩生田の挑発~憲法審査会

萩生田の挑発~憲法審査会

憲法審「5月以降はワイルドに」=萩生田氏が発言、野党反発
時事通信2019年04月18日19時31分
 自民党の萩生田光一幹事長代行は18日のインターネット番組で、今国会で1度も開催されていない衆参両院の憲法審査会について、「(天皇陛下の)ご譲位が終わって新しい時代になったら、少しワイルドな憲法審査を進めていかないといけない」と述べた。
 憲法審開催に主要野党が消極的だとして「国民の主権を奪っている。国会の一部の人たちが」と批判。「我慢してきたのに、なかなか開けないということは、令和になったらキャンペーンを張るしかない」と主張した。
 この発言を受け、衆院憲法審の山花郁夫野党筆頭幹事(立憲民主)は同日、予定していた新藤義孝与党筆頭幹事(自民)との日程協議を欠席。国会内で記者団に、「出向こうとしたら横から殴られたような感じだ。撤回なり、謝罪なり、けじめをつけてもらわないことには(協議に応じられない)」と強調した。

野党拒否でも憲法審開催を 自民幹部、5月以降
日経新聞2019/4/18 17:53
自民党の萩生田光一幹事長代行は18日のインターネットテレビ番組で、今国会で一度も開かれていない衆参両院の憲法審査会に関し、5月以降は野党が拒否しても開催すべきだとの認識を示した。「野党に対して丁寧に取り組んできたが、開かれなかった。新しい『令和』の時代になったらキャンペーンを張り、少しワイルドな憲法審査を進めたい」と述べた。
憲法改正を最終的に決めるのは国民だとした上で「議論の中身が分からなければ、賛成も反対も言えない。憲法審が開催されない状況を国民は望んでいない」と語った。
これに対し、衆院憲法審の野党筆頭幹事を務める山花郁夫氏(立憲民主党)は「信頼関係を壊す発言だ。撤回や謝罪などけじめが必要だ」と反発した。国会内で記者団の質問に答えた。
山花氏は憲法審の森英介会長(自民党)と与党筆頭幹事の新藤義孝氏(自民党)と国会内で会談する予定だったが、萩生田氏の発言を受けて参加を急きょ取りやめた。
〔共同〕

“憲法改正めぐる萩生田発言” 野党反発 協議見送り
NHK2019年4月18日 19時02分
憲法改正をめぐって自民党の萩生田幹事長代行は、野党側の理解が得られなくても衆議院憲法審査会の開催を検討すべきだという考えを示しました。野党側はこれに反発し、18日の与野党の筆頭幹事による協議は見送られました。

自民・公明両党は衆議院の憲法審査会を早期に開催し、国民投票法の改正案の審議を進めたい考えですが、野党側と調整がつかず開催の見通しは立っていません。
これに関連して、自民党の萩生田幹事長代行はインターネット番組で「この状況を国民は望んでいない。審査会長の判断で開催できるので、これまで丁寧にやってきたが、やるしかないところまで来ている」と述べました。
そのうえで「新しい時代になったら、自民党は少しワイルドな憲法審査を進めていかないといけない」と述べ、来月以降、野党側の理解が得られなくても審査会の開催を検討すべきだという考えを示しました。

萩生田氏の発言を受け、衆議院憲法審査会の野党側の筆頭幹事を務める立憲民主党の山花憲法調査会長は「信頼関係が崩れた」などとして与党側の筆頭幹事との協議に応じませんでした。
山花氏は記者団に対し「萩生田氏には、発言の撤回なり、謝罪なり、けじめをつけてもらわないといけない。幹事長代行は責任のある立場のはずで話は重大だ」と述べました。

「ワイルドな憲法審査を」 自民幹部発言に野党猛反発
JNN4/18(木) 19:00配信
 改憲議論をめぐる自民党幹部の発言に、野党が猛反発です。
 自民党の萩生田幹事長代行は18日、インターネットの番組に出演し、憲法改正などを話し合う国会の憲法審査会について元号が令和になった後に「ワイルドな憲法審査を自民党は進めていかなければならない」などと発言しました。さらに、今の国会で憲法審査会が一度も開かれていないことについて「ここまで丁寧に我慢してきた。令和になったらキャンペーンを張るしかない」などと発言しました。野党側は猛反発です。
 「横から殴られたような感じなので、これでは信頼関係を壊すということで今日は出席いたしませんと」(立憲民主党 山花郁夫 野党筆頭幹事)
 衆議院の憲法審査会は18日、自民党と立憲民主党の筆頭が協議する予定にしていましたが、野党側は「信頼関係を壊すものだ」として欠席を通告しました。今の国会での憲法審査会の開催は見通しが立たなくなりました。(18日17:17)

萩生田氏、憲法改正「ワイルド」発言で波紋
NNN2019年4月18日 22:16
憲法改正をめぐり、自民党・萩生田幹事長代行は、今の国会で衆参の憲法審査会が、野党の出席が得られず一度も開催されていないことについて、「新しい時代になったら、少しワイルドな憲法審査を進めていかなければいけない」と発言。野党側は猛反発している。
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憲法改正をめぐり、自民党・萩生田幹事長代行は、今の国会で衆参の憲法審査会が、野党の出席が得られず一度も開催されていないことについて、「ここまで丁寧に我慢してきたのに開けない。新しい時代になったら、少しワイルドな憲法審査を進めていかなければいけない」と述べた。この発言について、野党側は猛反発している。
立憲民主党・山花憲法審査委員「出向こうとしたら、横から殴られたというような感じですので、これでは信頼関係を壊すということで、きょうは出席いたしません」
衆議院の憲法審査会の開催をめぐり、18日、自民党と立憲民主党が協議する予定だったが、萩生田氏の発言を受け、立憲民主党は欠席しました。