声明・論評

鳩山由紀夫民主党幹事長に新憲法制定議員同盟顧問の辞職を要請します。

この国の政治の極めて重要な局面にあたり、小沢一郎・民主党代表が辞任されました。民主党では16日にも新代表が選出されるということですが、鳩山幹事長も代表選に立候補されると聞きます。

私どもは民主党が一刻も早く新体制を整え、野党各党と協力して、日本国憲法の精神を軽んずる政治をつづける麻生・自公連立政権を倒す闘いの先頭に立って奮闘されることを期待するものです。

ところで、鳩山幹事長はさる2008年3月4日、復古主義的な改憲をめざす新憲法制定議員同盟(中曽根康弘会長)の顧問に就任されました。しかし、今日なお、こうした政治的立場にとどまることは多くの国民の願いに合致せず、麻生政権の打倒を目指して民主党の代表選に立候補される鳩山氏にとって、極めて不適切なものと言わなければなりません。

私たちは鳩山氏が直ちに同職を辞任することを公式に表明されることを要請致します。鳩山幹事長の決断を期待致します。

2009年5月13日
許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局 高田 健
東京都千代田区三崎町2-21-6-301
03-3221-4668 FAX03-3221-2558

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