活動報告

市民アピールを官邸で、斎藤つよし官房副長官に提出しました

10月25日午後4時、アピールの世話人の小田川興、野平晋作、高田健が、首相官邸を訪ね、福島瑞穂社民党党首の立ち会いで、
以下の文書を斎藤内閣官房副長官に提出し、会談しました。

内閣総理大臣 野田佳彦様
「領土問題の悪循環を止めよう~日本の市民アピール」の提出に際して

私たちは世話人6名は9月下旬、最近の領土問題をめぐる情勢を深く憂慮し、「領土問題の悪循環を止めよう~日本の市民アピール」を主としてインターネットを通じて表明したところ、内外から予想を大きく超える反響がありました。中国、台湾、韓国のメディアは一斉に報道し、国内でも昨日までに沖縄をはじめ、全国各地の各界各層の市民約2000名から賛同の意志が表明されました。

また、私たちのアピールに呼応して、台湾、中国では同様の主旨の市民アピールが多数の賛同者を得て採択されました。韓国の市民社会でも独自の声明の作成が進行中です。

このアピールを通じて、私たちは多くの日本市民と東アジアの人びとが東アジアの人びとの共生を願い、問題の悪循環に終止符をうち、平和的な解決を切望していることを痛感しました。

こうした中でかたくなに「領土問題は存在しない」としてこの問題での対話をこばんだり、日米合同軍事演習を繰り返し、沖縄へのオスプレイの配備を促進したりすることは解決への逆行です。

ここにアピールと賛同人名簿を添付いたします。野田内閣におかれましては、これらの人びとの切実な声を受け入れ、政府の責任において、一刻も早く、問題の平和的な解決のために全力を尽くされるよう、要請します。
2012年10月25日

「領土問題の悪循環を止めよう~日本の市民アピール」世話人
内田雅敏(弁護士)
岡田充 (ジャーナリスト)
岡本厚(「世界」前編集長)
小田川興(在韓被爆者問題市民会議代表)
高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局)
野平晋作(ピースボート)
連絡先:東京都千代田区三崎町2-21-6-301市民ネット内
連絡先:kenpou@annie.ne.jp

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