活動報告

広島公聴会、報告集会

3月15日、衆議院憲法調査会広島公聴会がありました。

まず朝11時から街宣をしました。東京、大阪、北九州の人たちも応援に来てくださいました。東京の女性二人もマイクを持って憲法改悪反対、報告集会のお知らせをのアピール。感謝です。

13時から全日空ホテルのたぶん一番大きなキンキラのお部屋で公聴会がありました。意見陳述者6人がそれぞれ15分づつ陳述し、中山太郎座長、派遣委員各党6人がそれぞれ質疑をしました。高橋さんは、被爆者の使命感にあふれ、その迫力には誰もなにもいえないようでした。私も核廃絶と九条がこの時ほどピッタリと一致したことはありませんでした。

佐藤さんは、改憲反対の立場を前提に改憲の必要なし、それより憲法の実現が先だという素晴らしい内容の発言をしてくれました。国会議員、政治というものに釘を刺し、質問にも常にトップバッターで、聞いている方がドキドキするほどであるにもかかわらず、ヒルまず持論を展開してくれました。平田さんも若さ全開で頑張ってくださいました。これまでの若者は改憲派に使われていた感がありましたが、若い二人がどちらも改憲反対の意見を述べて日本の将来にも明るさが取り戻せそうな気がしました。

他の3人は… 一人は、地方自治を育て道州制にするという観点からの改憲、(比較的良心的な?)また一人は核爆発があっても今の医療で解決できるという広大医学部の医師で、愛国心だの伝統といったことばかりを言った上で憲法はもう時代にあわない、現実とあわないというよくある本末転倒の改憲派。岡山県議のもうひとりも自民党推薦らしく憲法や教育基本法の不備を改憲の理由にしていました。地方議員が法律と憲法の違いもわからないのかと思ったくらいです。

最後に傍聴者3人から意見を聞きました。一人はサクラのような右翼、あと二人は改憲反対の立場でした。ふだんからよく顔を見かける人もたくさん傍聴してくださっていて、これからの「憲法改悪阻止」の運動に心強い限りでした。

17時から、メモリアルホールで記者会見をしました。共同代表の岡本先生を中心として、佐藤さん、平田さん、報告、感想を言い、憲法調査会監視センターの高田さんが問題点を突きました。

18時30分から報告集会をしました。石口弁護士の司会で、はじまり、山口富男共産党の派遣委員、土井たか子委員が特別報告、公述人の高橋さん、さとうさん、平田さんが感想を含めて報告しました。高田健さんの詳しい憲法調査会、地方公聴会の話しには、参加者が静まり、じっと聞き入っていました。集会のアピールを採択し、最後に、金子哲夫全議員が呼びかけ人会を代表して挨拶をして下さいました。立場を超えたこの実行委が、今後も必要な時がたくさんありそうです。そういうことでも意味のある集会が出来てよかった! 皆様のご協力に感謝いたします。

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