本日、昼、約200名の市民と労働者が海賊新法反対、憲法審査会規程強行採決反対を掲げて、国会に向けてデモをしました。衆議院と参議院では社民党、共産党の議員団が出迎え、エールの交換をしました。
しかし、与党は、下記の記事のように、11日に衆議院で憲法審査会規程を強硬採決するようです。
憲法審査会規程制定へ=11日に採決-衆院
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=200906090042
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総選挙で与党の地位が危うくなってきた自民・公明両党の破れかぶれの駆け込み
の改憲策動です。
この強行採決で憲法問題での与党と民主党の亀裂は深まるでしょう。参議院では当面、規程採択は不可能です。
また総選挙後、自民党が衆院憲法審査会の多数派になるとは思えません。安倍内閣が改憲手続き法を強行採決したことが、この2年以上の憲法審査会の空白を招いたように、今回の強行採決で彼らの目的である「憲法改定」はますます遠のくことになります。
その場合、9条以外の変化球を含めて、自民党は必死になって民主党の改憲派を巻き込むような策動に出てくるでしょう。
欠陥立法である改憲手続き法の出直しの要求をはじめ、次期、国会からの私たちの闘い方はさまざまにあります。11日に強行採決されたとしても、国会に改憲案を出させないような闘いをねばり強くすすめましょう。