集会案内

ソマリア沖派兵反対行動

昨日(2月18日)、呉駅前にて17:45~ソマリア沖派兵反対を訴える街宣活動を行いました。
呉YWCAの全面的な協力の下10人が参加し、準備したチラシはあっという間になくなり、1時間の予定を切り上げて終了しました。参加の皆さん、お疲れ様でした。
中国新聞では小さな記事になっています。

今回の「海賊対策」を口実とした、ソマリア沖への派兵に呉基地を定系港とする護衛艦「さみだれ」 「さざなみ」の2隻が派遣されることになり、ビラの受け取りと市民の関心は高い印象を受けました。
しかし、国内全体の声とすればまだまだで、続けて行動などする必要があります。

ある方からは、知り合いが今回派遣される。これまでも補給活動での派遣の経験があるが、今回は いよいよ本場だと、不安を感じているという。

先日は、豊後水道で射撃などの実践訓練を自衛隊は行ったという。今回の派兵は、江田島にいる特別警備隊と海上保安庁職員を護衛艦に同乗させての派遣になるようだが、明日(20日)は、合同の訓練を呉基地周辺海域で行うと防衛省は発表したようだ。

3月上旬の出港に向けて準備が進んでいるようだが、引き続き、呉を中心に「ヒロシマからの派兵は許さない」の声を上げていく必要があります。具体的な出港日はいまだに不明ですが、3月上旬、いつでも抗議の海上デモが出来る体制を準備しています。

ピースデポの「核兵器・核実験モニター第322号」にはこのことの検証記事が出ている。直接、「モニター」を読んでもらいたいが、問題点をいくつか抜粋すると、・本来、海賊対策は警察行為であり、日本では海保の仕事。海保の協力を検討されていない。
・ソマリア沖というが、実際に「海賊」行為が起きているのはアデン湾の北、イエメン沿岸に集中している。

・ここ数年はアジアにおける「海賊」行為は減少の一途をたどっている。とりわけマラッカ海峡は、小さい島が密集し、海賊にとって好都合だが、「アジア海族対策地域協力協定」が発効し、日本政府は海上保安庁などのノウハウを活かし、支援を続け、海賊被害は減少した。そこには、ほとんど自衛隊は関与していない。

・ソマリアでも「ソマリア周辺海域海賊対策地域会合」が周辺16カ国でもたれ、動き出している。マラッカ海峡での経験を活かし、沿岸イエメンやオマーンの警備隊強化に協力していくべき。

・安保理決議1851は「能力のある国」に軍艦等の派遣を求めているが、それには該当しない。
・対テロで組織された多国籍部隊CTF150と海賊対策にCTF151がスタートしたが、日本政府は多国籍軍参加を否定しているが、結果的に同一行動になる。

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