12月14日のWPNが主催した自衛隊撤退要求の集会とキャンドル・パレードは日比谷野外音楽堂に3000人以上の参加者がありました。冬の平日の夜、寒い中、老若男女、多くの市民や労働組合の皆さんが集まってくれました。若者たちの中には高校生や中学生たちの姿もありました。震災の新潟県から車と新幹線を乗り継いで駆けつけてくださった元防衛庁幹部の小池清彦・加茂市長のお話は時宜に適していてとても貴重なお話でした。翻訳家の池田香代子さん、JVCの熊岡路矢さん、原文治郎さん、いずれのお話も熱がこもっていて、参加者のみなさんは底冷えのするコンクリートの椅子席でしっかりと聞いておられました。主催者はキャンドルを2000本用意しました。みなさん、手にキャンドルやプラカード、バナーやのぼり旗などを持って沿道にアピールしました。初の試みだった「お持ち帰り用」の1万数千枚のきれいなチラシは解散地点であっという間になくなりました。「3枚ください」「7枚ください」と渡したい人を考えながら手を出す方がおられて、印象的でした。みなさん、お帰りになられてから、それぞれの周辺に配ってくれるはずです。この日、小泉内閣は派兵期限延長を強行しましたが、引きつづき自衛隊撤退を要求して行動を続けましょう。派兵反対の世論は60%以上です。小池さんもおっしゃっていましたが「平和憲法を守る長いたたかいが始まった」のです。「たたかいはここから、たたかいはいまから」です。