2005年5月3日憲法集会

各界からの発言(1)教育基本法

八尋麻子(教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会)

来週、文部科学省から教育基本法改正案が与党検討会に提出されます。自民党は秋に改憲案を出す予定ですから、それまでに教育基本法改悪のめどをたてなければなりません。逆に言えば、教育基本法改悪の上程を阻止し続けることが憲法改悪に対して最も大きな歯止めになるということだと思います。私は教育基本法の改悪をどうしてもとめたい、そのために憲法改悪を阻止したいと考えている皆さんとすこしでもつながっていきたいと考えています。

私は、イラク戦争はおかしいと思います。近所の中学生や高校生を集めて、イベントやパレード、「運動語」でいえば集会やデモをやっています。けれども生活のために1人2人といなくなります。「自衛隊はいらない」というプラカードをもって歩いていた高校生が、翌年には自衛官になります。郵政民営化がすすめば、線路の消えた地方から郵便局も消えてしまうでしょう。そして、今国会に上程されようとしている教育基本法改悪と一連の「教育改革」の進行によっては、学校すら消えてしまいます。

アメリカで黒人やヒスパニック、女性が次つぎイラクに行っています。日本だって徴兵制を復活させなくても、自衛官は増え続けていくと思います。1960年代の運動を知っている人からみれば、今の若い人は運動をしないと思われるでしょう。あるいは運動をしていても、デモをパレードといったり、集会をイベントといったり、ビラをフライヤーとよんだり、まわりを気にしてばかりで今一つ気合が足りないと、思われる方がいらっしゃるでしょう。でも私たちには組合がありません。フリーターは働く意欲がない、全員サマワに行けばいい、といわれても私たちは一人一人で悲しむだけで、まとまって反論することができません。切実に仲間が必要で、切実に自分たちの状況をわかってもらいたいと思っています。だからあんなふうに、ああいう訴え方をしてどうしても理解してもらいたいと思っています。

戦後何度も教育基本法や憲法が改悪されそうになっても、食い止めてきたのは皆さんの運動があったからでしょう。今、皆さんと若い運動がつながれば、必ず教育基本法や憲法の改悪は阻止できると思います。

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