http://www.asahi.com/articles/ASH3L7TWVH3LUTFK010.html
「改憲議論が最終段階という認識は違う」 民主・武正氏
2015年3月19日01時10分
■民主党・武正公一衆院憲法審査会長代理
衆院憲法審査会は各会派の幹事が替わったので、幹事懇談会を開き、初顔合わせぐらいはする。審査会の開催も幹事の選任を正式に決定するぐらいならいいと自民党側に話している。
昨年秋の臨時国会で、自民党から三つのボール(緊急事態条項、環境権、財政規律条項)を投げられたが、私からは立憲主義や、地方分権、憲法裁判所の設置など、七つか八つのボールを投げ返している。自民党が言うように改憲テーマが三つに絞られているとか、安倍総理が言っているように改憲議論が最終段階に来ているとか、そうした認識とは違う。
審査会で議論するにあたり、総理の立憲主義についての考え方や押しつけ憲法論が、自民党や我々と共通認識になっているのか、確認する必要がある。総理を呼ぶというより、幹事懇談会の場で話し合うことになるだろう。(国会内で記者団に)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11659655.html
憲法審査会5月始動へ
2015年3月20日05時00分
衆院憲法審査会での議論開始が、5月の大型連休明けにずれ込む見通しとなった。自民党は3月中を目指していたが、民主党が新年度予算案の審議中は応じない方針を決めたためだ。民主党には党内の意見をまとめられず、議論に入れないという事情もある。
自民党は3月中の開始に向けて、審査会の日程を決める幹事懇談会を...
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