本日、参議院憲法審査会。明日は衆議院憲法審査会、多忙のため詳細は後日。保利会長が怒り。各所でこの件、騒ぎまくっているのが伝わったかも知れない。(高田)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130605/plc13060512070007-n1.htm
「やる気あるのか」憲法審査会会長、欠席目立つ自民に出席命令
2013.6.5 12:06
衆院憲法審査会の保利耕輔会長(自民党憲法改正推進本部長)が同党筆頭幹事の船田元氏に、審査会への自民党委員の出席を命じていたことが分かった。定数50の同審査会で、自民党は会長、幹事以下31人を占めるが、委員の欠席が目立ち、憲法改正への「本気度」を問われかねない事態に陥っていた。
問題が表面化したのは、「緊急事態」条項が議題となった5月23日の審査会で、自民党委員が頻繁に入退室し、平均出席率は5割前後。これに対し、野党はほぼ全員が出席していた。自民党委員の欠席で「委員の半数以上」の定足数を割る可能性があり、共産党は審査の中止を要求した。
以前の審査会でも自民党委員の出席率が低かったため、保利氏は同日の審査会後、船田氏に「代理を出席させるように」と改善を要求。これを受け、船田氏は自民党の全委員に出席を求める文書を送付した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013060602000131.html
96条先行論「品がない」 「改憲派」慶大・小林教授バッサリ
2013年6月6日 朝刊
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参院憲法審査会は五日、環境権など「新しい人権」に関して参考人質疑を実施した。この中で、改憲に積極的な自民党議員が、改憲派の有識者として知られる小林節慶応大教授からたしなめられる一幕があった。
自民党の宇都隆史参院議員は改憲について「六十数年、憲法の議論自体が問題とされ、改憲の発議すらされなかった」と指摘。衆参両院の三分の二以上の賛成を必要とする発議要件を定めた九六条を先に緩和することで「国民は初めて、憲法が自分たちの手にあると実感できる」と主張した。
小林教授は「改憲問題が長く議論されなかったのは改憲政党として結党しながら逃げてきた自民党の責任」と反論。九六条先行論についても「大阪の人(日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長)が手を挙げたから言い出すのは、あまりに生臭くて品がなさ過ぎる。堂々と九条から議論してほしい」と批判した。
自民党の山谷えり子参院議員は「憲法は国柄や歴史、文化を国民と共有するものだ」と持論を展開。自民党の改憲草案には、こうした点を尊重する文言が盛り込まれているが、小林教授は「そんなことを最高法規から説教されたくない。法は道徳に踏み込まず、という格言が世界の常識だ」と主張した。