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前略
報道によれば、村上議員は15日午前、KSDに関連する一連の重大な疑惑に責任を感じ、自由民主党の参議院議員会長の職を辞することを決断されたそうです。私どもは、このKSD問題について今後、議会などの適切な場を通じて、広く市民に情報公開され、民主主義の原則に基づいて政治への信頼が一歩でも回復するような方向で、しかるべく責任を果たされることを望みます。
しかし、私どもが解せないのは、新聞の報道では自民党の「参院議員会長」の職の辞任としか知らされていないことです。報道された村上議員の談話では「もとより政権与党自由民主党の参議院会長の職は重く、自らのけじめのつけ方に苦慮してまいりましたが・・・・」とは述べてありますが、憲法調査会の会長などほかの職責についてはどうけじめをつけられるのか、私ども市民にはわかりません。
私どもは全国の憲法問題に関心をよせる草の根の市民団体150ほどのグループのネットワーク組織として、この間、重大な関心を持って発足以来の憲法調査会の審議を欠かさず傍聴してまいりました。私どもの見るところ、参議院の憲法調査会での村上会長の占める位置と責任はきわめて大きなものと思われます。
憲法調査会という国の最高法規を議論する調査会の会長の職務の責任は、自民党というひとつの政党の議員会長職にまさるともおとらぬ重職ではないでしょうか。私どもは当然、憲法調査会の会長職も辞任されるべきだと考えております。村上参議院憲法調査会会長としては、今回のKSD問題に関連して、どのようなけじめをつけようとされているのか、おたずねいたします。
ご回答をお待ちいたします。
以上
2001年1月16日
許すな!憲法改悪・市民連絡会
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