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首相の靖国参拝への抗議声明

内閣総理大臣小泉純一郎様

小泉首相は国内外の人々の中止要請を拒否して、8月13日、靖国神社への参拝を強行しました。私たちはこの暴挙に対して、こころからの怒りをこめて抗議します。

これまで首相は「日本の平和と繁栄は戦没者の尊い犠牲の上に成り立っている。戦没者に対するこころからの敬意と感謝の気持ちをこめて、8月15日に参拝する」などと強弁しつづけてきました。

私たちは先に首相の靖国参拝は明らかに憲法違反であり、また侵略戦争の惨禍を経験したアジアの人びとのこころを逆撫でする危険な動きであることを指摘して、7月4日には首相に参拝中止の要請文を送付しました。また8月3日には多くの市民とともに首相官邸前でリレートークを行い、参拝に反対する市民の声を直接とどける努力をしました。国内外の多くの人びともさまざまな形でそのような意志を首相に伝えています。

にもかかわらず首相は姑息にも内外の批判をかわそうと当初予定した日にちを「前倒し」して、靖国神社の参拝を強行しました。これはアジアをはじめとする国内外の人びとの声を無視して、憲法違反と侵略戦争賛美の靖国神社参拝を強行したという点で、本質はまったく変らないものです。

このたびの小泉首相の行動は、侵略戦争への無反省とアジア蔑視、憲法の遵守義務違反という重大な政治的責任があります。小泉首相の猛省を求めます。

2001年8月14日

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