許すな!憲法改悪・市民連絡会

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声明:自衛隊イラク派兵期限の再延長に強く抗議し、即時撤退を求めます。

世論の圧倒的多数が自衛隊のイラクからの撤退を求めているにもかかわらず、本日、小泉首相はイラク特措法にもとづく「基本計画」を、再度、1年間延長しました。

米軍のイラク攻撃の結果、この2年半余で10万人を超えるイラクの人びとが殺され、2000人を超える米兵が戦死しました。イラクの国土は破壊され、イラクの人びとの苦しみは絶えることがありません。一方、「人道復興支援」の名目で、巨額の費用を使って派遣された自衛隊はサマワでいったい何をしたのか。米軍などのイラク占領を助け、あるいはそれを正当化するための宣伝にしか役だってはおりません。こうしてイラクを占領する有志国軍の一員としてサマワに駐留する自衛隊に対するイラクの人びとの怒りも強まっています。サマワでは砲撃やデモが頻発しています。世界の大多数の国々が米軍などのイラク攻撃・占領に協力せず、そのうえ派兵した国々も相次いで撤退し、あるいはその意思を表明している中で、なぜ日本政府は憲法すらも無視して米国に追随し続けるのか、私たちは心からの憤りをおぼえます。

先の京都における日米首脳会談でも小泉首相は「日米同盟」さえあれば全ての国際問題が解決するかのような発言をして、世論のひんしゅくを買っています。

本日、私たちは国会前に駆けつけ閣議決定に対する抗議の行動を行います。また12月11日午後、東京・上野の水上音楽堂で、私たちの「市民連絡会」も参加する「WORLD PEACE NOW」は「終わらせよう、イラク占領 タイムオーバー、スグモドレ自衛隊」のスローガンを掲げて集会を開きます。今後、私たちは自衛隊の即時撤退を求めていっそう行動を強化する決意です。

私たちは本日の閣議決定に心からの憤りを込めて抗議し、自衛隊の即時撤退を要求します。

2005年12月8日
許すな!憲法改悪・市民連絡会


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