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12月5日夜、発足した第2次森内閣で法務相に就任した高村正彦氏は、初閣議後の記者会見で法相としては言語道断の「改憲容認」発言をしました。
報道によれば、その発言は両院の憲法調査会で議論されている憲法問題について、個人的見解としたうえで「憲法には当然ながら改正規程もあるから不磨の大典というわけではない。時代の流れにしたがって考えないといけない」と述べたといわれています。
しかし、これは決して一般論ではありません。「憲法の番人」として、憲法99条の憲法遵守義務の第一線の政治的責任を負うべき法相が、就任直後に、そのおかれた立場を無視して、乱暴にもこのような改憲容認発言をすること自体が異常であり、憲法違反であり、法相としてまったく不適任です。
森内閣は発足以来、「神の国」発言に代表されるような危険なきなくさい雰囲気をただよわせた内閣として、アジアと日本の平和をねがう多くの人々の怒りをかってきましたが、かねてから統一協会(国際勝共連合)との癒着の噂が絶えない、このような憲法感覚の人物を法相に据えたことで、ますますその危険な性格を露呈しました。
全国の草の根の市民運動をネットワークして活動してきた私たちは、心からの怒りをこめて以下の点を要求します。
2000年12月6日
許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局
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