許すな!憲法改悪・市民連絡会

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緊急声明:不幸な事態を招いた小泉内閣の責任を問い、自衛隊の即時撤退を要求します。

WORLD PEACE NOW実行委員会

報道によれば、本日、イラクで香田さんと見られる遺体が発見されたとのことです。最終確認がないもとで、情報が間違いであって欲しいと願いつつも、以下、緊急に声明します。

もし香田さんが殺害されたのであれば、それがいかなる人びとのいかなる理由であるにもかかわらず、重大な間違いであり、私たちは悲しみと怒りを込めて抗議します。

同時に今回の不幸な事態を招いた最大の責任は小泉首相とその政府による自衛隊のイラク派兵にあると思います。すでに明らかなように米軍のイラク攻撃と軍事占領には正当性のかけらもなく、それに無批判に追従した小泉内閣も共犯者です。WPNは事件発生以来、首相官邸前での抗議要請行動などを通じて、香田君の救出と自衛隊の撤退を主張してきました。残念ながら、その願いは届かなかったようです。こうした事態を繰り返してはなりません。

私たちはこの悲しみと怒りを自衛隊のイラクからの撤退の運動継続の力に変え、あきらめずに行動をつづけます。

私たちはいまこそ「殺すな、殺されるな」の声を大きく拡げると共に、小泉内閣が自衛隊をイラクから一刻も早く撤退させるよう強く要求します。

2004年10月30日 東京にて

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