許すな!憲法改悪・市民連絡会

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WPNへの弾圧と市民連絡会に対する不当な家宅捜索に抗議し、反戦平和・憲法改悪阻止運動の一層の強化を訴えます

7月4日(日)、WORLD PEACE NOW(WPN)は「多国籍軍は違憲・違法だ! VOTE for PEACE 7・4渋谷 平和のための投票で自衛隊撤退の実現を」という集会とピース・パレードを東京・渋谷で行いました。この日のアクションには約1200名の参加者があり、WPNらしくカラフルで、多様で、市民的な、さわやかな行動を作り出し、街を行く多くの人びとの注目を集めました。しかし、パレードに関連して不当にも3人の参加者が警察に対する公務執行妨害容疑で逮捕されました。6日にはこれらに関連して、被逮捕者の自宅やWPNの連絡先の一つである市民連絡会事務所に家宅捜索が入りました。市民連絡会に対する家宅捜索は警視庁公安2課の約10名の私服刑事によって行われ、その間10数名の制服警官がビルの入り口を固めるという、大変ものものしいやり方でした。

「許すな!憲法改悪・市民連絡会」は全国200以上の団体・グループによって構成される市民団体であり、とりわけ憲法前文・9条に代表される非武装平和主義の実現を願い、憲法改悪に反対する立場から、この間のイラク反戦運動のネットワークであるWPNにも積極的に加わってきました。

7・4にも私たちの仲間は積極的に参加し、多くの市民のみなさんと協力してその成功のために奮闘しました。そのなかで起こった今回の3人に対する逮捕は市民の言論・表現の自由、デモンストレーションの権利を抑圧するきわめて不当なものでした。そのうえ、これを口実に市民連絡会の事務所に家宅捜索に入ることなど、市民運動に対するあからさまな妨害・干渉であり、絶対に許すことはできません。私たちは今回の「不当な家宅捜査」の直接の当事者である東京地裁と警視庁渋谷警察署に抗議し、3人の即時釈放と不当な家宅捜索の謝罪を要求すると同時に、憲法改悪や自衛隊のイラク多国籍軍参加をはじめ、社会の軍事化の風潮を増大させている小泉内閣に厳重に抗議します。私たちはこのような不当な攻撃に対して、一層多くの人びとと団結し、憲法改悪阻止、平和の実現のために奮闘することを決意します。

2004年7月7日
許すな!憲法改悪・市民連絡会


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