許すな!憲法改悪・市民連絡会

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拘束された5人の解放を歓迎し、自衛隊の即時撤退を求めます

イラクで拘束された5人の日本人が解放されたことを心から歓迎するとともに、5人のご家族や友人の方々とともに喜びたいと思います。

解放実現のために力を尽くしてこられたイラクの人々の善意に、心からの感謝を表明します。また、5人の解放を求めて、あらゆる手段を駆使してイラクへメッセージを送るなど、必死の活動を続けてきた人々の努力に、心からの敬意と感謝を表明します。

イラクへの自衛隊派遣に反対し続けてきた多くの人々による運動が、今回の解放を実現したことに私たちは改めて大きな誇りを感じます。

しかし同時に、5人が拘束されたこと及び解放が遅れたことの責任が日本政府にあることを、私たちは重ねて強く指摘せねばなりません。自衛隊の撤退を決定していれば、確実に、しかももっと早い時期に5人を救出する方策があったにもかかわらず、これを拒否しつづけた政府の人命軽視の姿勢は絶対に許されません。私たちの声を無視して、アメリカに追随してイラクへの自衛隊派遣を強行するという政府の行為によって、イラクの人々が抱いていた親日感情を大きく傷つける結果になっていることを、小泉政権は重く受け止めるべきです。また、政府や首相の発言を契機として、拘束された5人の方やそのご家族に対して心無い中傷や非難が浴びせられたことに対しても、私たちは心から憤りを感じます。

今回の事件によって、イラクへ派遣された自衛隊の即時撤退を求めてたたかっている日本の運動に対し、イラクの人々の期待がきわめて大きいことが明らかになりました。また、イラク特措法からしても、自衛隊がイラクから撤退することは当然のことです。有事関連7法案の早期成立を狙うなど「戦争をする国ニッポン」作りに奔走する政府の暴走を許さず、自衛隊のイラクからの即時撤退と有事法制の廃案を求めて、これまで以上に強く、広く運動を続けることを、改めてここに誓います。

以上
平和を作り出す宗教者ネット
平和を実現するキリスト者ネット
戦争反対・有事を作るな!市民緊急行動
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