許すな!憲法改悪・市民連絡会

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本日、緊急の国会行動を行ないました。10時30分から特別委員への要請行動を30数名で行い、12時から、小雨の中、議員会館前の路上集会を1時まで行ないました。これには80名が参加し、抗議の意思を表明しました。
以下、要請文です。

武力攻撃事態への対処に関する特別委員会委員の皆様へ
「有事法制」3法案の廃案の要請

日本山妙法寺 03−3461−9363
キリスト者平和ネット 03−3203−0372
テロにも報復戦争にも反対、市民緊急行動 03−3221−4668

憲法前文の「平和のうちに生存する権利」は日本に住む私たちだけでなく、全世界の人びとの普遍的な権利です。その実現のため、憲法第9条は不戦を誓い、戦力の放棄を宣言しました。

しかし、いま政府は日本を武力攻撃する国があるとは考えられないのに、「武力攻撃事態法案」を国会に出し、審議をはじめました。この法案は憲法が保障している「人身の自由」や「生活権」、「移動・居住の自由」「労働者の権利」や「財産権」などを制限するなど、戦争体制を作り上げようとしています。

もしこのような問題法案が、人びとに十分、説明されないまま、短期間のうちに国会で決定されてしまうなら、日本の進路を誤り、悔いを千載に残すことになります。

私どもはこの法案の審議のために特別委員に選出された国会議員のみなさんに、以下の点を強く要請し、そのために奮闘されるようお願いいたします。

  1. 日本に戦争体制を作り、平和と基本的人権を脅かすこととなる「有事法制」を制定せず、法案を廃案にしてください。
  2. 政府と国会は、海外での武力行使や戦争への加担をやめ、日本の社会の軍事化の流れを止めるよう努力してください。
  3. いかなる国際紛争も平和的に解決し、大幅な軍縮と、相互信頼関係の構築を推進し、これ以上の戦争の惨禍を誰もがこうむらないように全力を注いでください。

以上。
2002年5月7日


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