衆院憲法審査会の再開持ち越し 14日に再協議

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013020701001935.html

衆院憲法審査会の再開持ち越し 14日に再協議

2013年2月7日 20時05分

 衆院憲法審査会(会長・保利耕輔自民党衆院議員)は7日、安倍政権発足後初めて与野党の幹事懇談会を国会内で開いた。自民党は14日の審査会再開を提案したが、民主党が反対して持ち越した。14日にみんなの党、共産党、生活の党がオブザーバーとして参加する幹事懇談会を開き、あらためて協議する。

 安倍晋三首相は憲法の改正要件緩和に意欲を示しているが、参院で与党が過半数割れする「ねじれ国会」や、慎重姿勢を崩していない公明党に配慮して夏の参院選後まで改憲論議を急がない方針だ。
(共同)

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20130208101.html
衆院憲法審開催 民主が異論主張
産経新聞2013年2月8日(金)08:02

 衆院憲法審査会(保利耕輔会長)は7日、非公式の幹事懇談会を開いた。自民党は14日の審査会開催を提案し、日本維新の会なども賛同したが、民主党が応じず、結論を見送った。

 民主党幹事は14日の審査会開催に反対する理由について「幹事懇談会で少数政党の意見も聞くべきだ」と主張。少数政党を加えた幹事懇談会を14日に改めて開き、日程協議などを行うことで合意した。

 6日には審査会の運営方法などを話し合うため、参院憲法審査会の非公式の幹事懇談会が開かれる予定だったが、民主党が直前になって欠席を通告、来週へ延期となっている。

 7日の幹事懇談会終了後、出席者の一人は「審査会の開催に後ろ向きなのは民主党だけだ。明らかに憲法論議の開始を先へ先へと引き延ばそうとしている」と民主党の姿勢を批判した。

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20130207095.html
参院憲法審懇談 民主意向で中止 首相答弁に反発?
産経新聞2013年2月7日(木)08:02

 6日に開催される予定だった参院憲法審査会の非公式の幹事懇談会が、民主党の意向で急遽(きゅうきょ)、取りやめとなった。国会答弁で憲法改正に意欲を示した安倍晋三首相への反発というのが理由だが、議論の場すら設けないやり方に党内から疑問の声も上がっている。

 同日の幹事懇談会では審査会の運営方法などについて協議する予定だった。しかし、民主党の幹事が5日に欠席を申し出て、キャンセルとなった。

 同党の池口修次参院国対委員長は6日、首相が先月末の国会答弁で憲法改正要件を定めた96条改正に意欲を示したことに触れ、「憲法を守る責務を負う首相が公の場でそのような発言をするのはいかがなものかと民主党憲法調査会で問題になっていると聞いた」と述べ、首相答弁への党内反発が原因との見方を示した。

 しかし、民主党内では改憲派を中心に「参院選や都議選で多忙になる前に審査会を動かした方がよい」との意見も出ており、憲法論議に対して腰の定まらない党内事情をのぞかせた。