衆院憲法審ポスト争奪戦 民主「従来通り」、維新「論議停滞」

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衆院憲法審ポスト争奪戦 民主「従来通り」、維新「論議停滞」
産経新聞2013年2月11日(月)08:02

 ■「会長代理」どうなる

 衆院憲法審査会の会長代理ポストをめぐり、日本維新の会と民主党が争奪戦を繰り広げている。衆院の議席数で民主にわずか2足りない維新は「野党第一党も二党もない」として、憲法議論に後ろ向きな民主からポストを奪おうと必死。一方の民主は、野党第一党が代理ポストを得るという各党申し合わせを盾に譲る気がないのだ。

 7日、衆院憲法審の非公式幹事懇談会で、民主の武正公一氏と維新の馬場伸幸氏が激突した。武正氏が「代理は民主がやらせていただく」と表明すると馬場氏がすかさず反論、結論は先送りされた。

 馬場氏はほかにも、14日の審査会開催や与野党筆頭幹事間協議への維新の参加も求めたが、武正氏はいずれにも即答を避けた。

 維新幹部は「民主に会長代理を任せたら憲法論議が停滞してしまう」といらだつが、対決モードは民主の術中にはまっているとの見方も出ている。