私たちはいま、"WHO IS YUJI? キャンペーン"というのをやっています。これは皆さんのと趣きが違って、有事法制反対を前面に出すのではなく、もっと知って、自分の頭で考えて、最終的に賛成だとか反対だとかを個人の責任できめようよというところにポイントをおいてやっています。
長らく活動されてきた皆さんからすると、"そんな甘っちょろいことやって"と思われてしまうかもしれないですけれど、私たちの世代はおじいさんが戦争にいったとかくらいはありますけれど、体験はないし、語り継がれてもいない。私らが受け止めきれていないところもあって、"私らに関係ない"というのが多いと思うんです。皆さん、職場で若い人たち見てても、学校の先生だったら子どもたちを見てても、そうだと思います。"それがオレに関係あるの"みたいなものがあると思います。
だから、"まずどういうことか知ってみようよ"、"自分の生きている社会のこと、世界のこと、もっと関心をもって考えてみようよ"という語りかけをしています。
具体的にどういうことをやっているかというと、渋谷や銀座でこのポスターを持ってあるいて"YUJⅠです、みんな考えてね"とやっているんです。五日には、山手線のなかを移動して非暴力アクションをしようとおもっています。
それから、私たちチャンス東京では、ポスト・カードとか、絵をつくっています。買ってくださって、まわりの若い人たちに配ってもらえるとありがたいです。